井上槙介(31歳/入社9年) 環境・エネルギー事業部
東海大学 工学部機械工学科卒
若手時代は可能な限り幅広く様々な仕事を経験し、将来の専門分野を絞るためのベースを広く持つことが大切であると当社は考えています。
本人の希望や適性を相談しながら、2,3の職種を数年ごとに経験し、
入社10年を目安に一番適しているのはどの分野かを見極め、
30歳くらいでひとつに絞りプロとしての道を進んでいくというキャリアパスを目下推進中。
井上氏は環境機器の法人営業で入社。
2年ほどで建築施工管理へ配属、そして3年の現場経験後、密な空間を適切に換気する指標として注目されている自社製品、
CO2コントローラーの販売促進の追い風となるべく、再び法人営業へ舞い戻りました。
まったく違う仕事への異動に(内心ちょこっとイヤだと思っても)
柔軟にその流れに乗って真摯に仕事をこなすことで、
新しい自分の力をつけていき、そして、建築施工管理技士1級をみごと取得!!
「営業をしていても、名刺に【建築施工管理技士1級】が入っていると、相手の反応が違います」と、語る井上氏、ジョブローテーションで得たことについて教えてもらいました。
【全く異なる2つの職種を経験してみて、感じたことを聞かせてください】
法人営業と施工管理の業務を経験し、共通して一番必要だと感じたことは、やはり人とのコミュニケーション能力だと思います。
ただ少し違うところは、営業はこちらの製品や考えを提案し、それに対してお客様から見積や資料を要求されるので、どちらかといえば先方の依頼を受けて対応する業務が主になります。
法人営業は会社の代表としてお客様とやりとりを行うので、会社の方針に則りつつ自分独自の考えを上乗せして提案営業することが必要になります。
施工管理の場合は、工事発注者(お客様)や建物のデザインや構造を検討している監理者(設計事務所)から図面や資料を受け取り、それを形にしていくように工事を進めます。
その際、自分たちは施工を管理する立場なので、工事の作業自体は下請けの協力会社さんに依頼をします。
施工管理とは、実際に作業をするわけではなく、作業が図面の通りに正しく行われているかどうかを見る仕事でもあります。
法人営業とは違い、職人さんと打合せをしながら、どう施工してほしいかの指示を出します。
自分たちの指示次第で建物のデザイン、あるいは構造部分にまで大きな影響が出てくるので、自分でも良く理解出来ていないことを中途半端に伝えたり、誤解されるような曖昧な指示の出し方をすると、後々大問題に発展してしまうことも考えられます。
なので、施工管理の場合は、自分の考えを持つことも大事ですが、一番気を付けなければいけないことは、正しい情報を正しく伝えることになります
★★その2へ続きます★★
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