渋谷俊彦社長が語る、若者たちに向けた熱いメッセージ、今回は「会社が最優先に考えるべき3つのこと」についてです。
ぜひお付き合いください。
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「1つ目は、社員一人ひとりに、成長の機会を与えること」です。
多くの日本企業は、いまだに出身校や大学の専攻でその人の特性を決めつけてしまいがちですが、社員一人ひとりに多様な経験を積ませるために、活躍の機会を与えてあげることが肝要です。
その人の特性を決めつけず、どんどんチャレンジさせてあげることです。
簡単にできることばかりではありません。苦しいこともあるでしょう。ただ、それでも構わないのです。
仕事とは、人を磨き、成長させ、自信と誇り、そして大きな喜びをもたらしてくれるものだからです。
「2つ目は、一人ひとりの社員に寄り添うこと」です。
簡単にできることばかりではありません。苦しいこともあるでしょう。ただ、それでも構わないのです。
仕事とは、人を磨き、成長させ、自信と誇り、そして大きな喜びをもたらしてくれるものだからです。
「2つ目は、一人ひとりの社員に寄り添うこと」です。
我々は長い人生の中で色々な出来事を乗り越えていかなくてはいけません。
仕事以外でのイベント・トラブル・苦労もあります。
状況がその時々で変化する中、会社は社員が安心して働き続ける環境整備に力を注がなければいけません。
私は「母親の愛情に満ちた会社」を目指しています。
決して甘やかしていいと言っているわけではありません。
単なる甘えやわがまま、不正やごまかしには厳しく対応しなくてはいけません。
ただ、仮に、厳しい言葉を投げかけられても、「この人は自分のことを大切に思ってくれている」「この会社は自分という人間を温かく受け入れてくれる」と思うことができれば、かえってその言葉をかけた人への信頼は増すのではないでしょうか。
母親とはそんな存在だと思います。「母親の愛情に満ちた会社」とは、上辺だけの甘やかしではなく、本当の優しさと温かさを心で感じることができる会社だと思います。
「3つ目は、皆が言いたいことが言い合える環境をつくること」です。
人の考え方や価値観は、十人十色です。世界の人口を考えると、73億人73億色と言った方がいいかもしれません。
人々がグローバルに行きかう環境は、今後、ますます盛んになるでしょう。
私にとっての当たり前はあなたにとっての当たり前ではなく、逆もまたしかり。
今日の当たり前は明日の当たり前ではなくなっているかもしれない。
そのような環境下で成長するためには、多様な人財が集い、誰もが遠慮せず言いたいことを言える環境が必要です。
これまでの成功体験に縛られることなく、異なるバックグラウンドを持つメンバーが、どんどん自分の意見をぶつけ合う。
空気を読む必要もなければ忖度も不要。理想の職場はワイワイガヤガヤの動物園。
社長などでは思いもつかないような良いアイデアがたくさん掘り起こされ、変化し続ける社会・お客様に応じた柔軟な事業展開が可能になるはずです。
=次回は、「仕事をする上で最も大切なこと」です=
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